どうも!
”しとらす”と”ろーず”です。
皆さん、「スマートロック」って知っていますか?
スマートロック…
スマート家電の一種?
正解!
サムターンに取り付けることで家の鍵がスマート家電化するアイテムです!
今回購入したのは、CANDY HOUSEから販売されている「SESAME4」です。
この記事では、SESAME4を選んだ理由や、実際に使用した感想などを紹介しています。
SESAME4の特徴・機能
SESAME4は、CANDY HOUSEというベンチャー企業が開発したスマートロックSESAMEシリーズの製品です。
SESAME4は2021年9月に発売されたばかりの最新製品になります。
一般的なサムターン錠に後付けで設置ができるので、賃貸物件等でも気軽に使い始めることができます。
SESAME4では次のようなことができます。
- スマホを使って鍵の開閉
- 鍵の共有
- 鍵の開閉履歴の確認
- 鍵のオートロック
- 手ぶら解錠
- Wi-Fiモジュールを利用した鍵の遠隔操作
- NFCタグを利用した鍵の開閉
・スマホを使って鍵の開閉
SESAME専用のアプリをスマートフォンにダウンロードすることで操作ができるようになります。
アプリはiPhoneとandroidのどちらにも対応しています。
SESAMEとスマホはBluetooth接続で通信を行います。
初期設備だけではBluetoothが届く範囲内でしか鍵の操作は行えません。
普通に使う分にはBluetooth通信のみでまったく問題ないですよ!
シトラスも別売りのモジュールは購入していません。
・鍵の共有
鍵を家族等に共有して使ってもらうことができます。
権限によって鍵の複製が制限されているので、知らない間に鍵が増えている心配はありません。
お子さんに共有するときでも安心して使えそうだね!
・鍵の開閉履歴の確認、通知
鍵の開閉が全て履歴に残り、アプリから開閉履歴を確認することができます。
アプリを使わずに普通の鍵で物理的に開閉した場合も履歴に残りますよ。
ただし、Bluetooth圏内にアプリをダウンロードした端末がないと反応しません。
通知設定をオンにしておくと、鍵の開閉をアプリがポップアップでお知らせしてくれます。
・鍵のオートロック
鍵のオートロック設定をオンにすることで、オートロックをかけることができます。
鍵の閉め忘れをなくせるので防犯に役立ちます。
オートロックは作動するまでの時間を任意で選ぶことができるので、1分以上で設定すると閉め出しのリスクを減らせますよ。
・手ぶら開錠
手ぶら解錠は、スマホのGPSを利用することで、外出先から帰ったときに自動的に鍵が開く機能です。
設定した圏内から1度外に出て、圏内に戻ると、手ぶら解錠がスタンバイします。
スタンバイ状態になるとその後で、SESAMEにBluetooth接続すると鍵が開きます。
設定した圏外に出ないと作動しませんので注意が必要です。
設定する円の範囲を広めに設定すると、手ぶら解錠が成功しやすくなります。
Bluetoothがすぐに接続されなかった場合、解錠まで数秒待つことがありました…。
また、バックグラウンドでアプリを起動し忘れて、手ぶら解錠が起動しないこともあるので、100%ストレスフリーに使える訳ではないですね…。
・Wi-Fiモジュールを利用した鍵の遠隔操作
SESAME4はBluetooth接続での操作になりますが、別売りのWi-Fiモジュールを設置することでネット回線経由で遠隔操作が可能になります。
家の外から鍵を開閉することができるようになります。
また、常時鍵の開閉状況をモニターできるようになるため、防犯面も強化することができます。
あくまでオプションパーツなので、追加で機能を強化したい人は購入しましょう。
Wi-FiモジュールがないとSESAME自体を使えないという訳ではないですよ!
・NFCタグを利用した鍵の開錠
NFCタグを活用して鍵の開閉を行うこともできます。
扉の外側にNFCタグのシールを設置します。NFCタグにスマホを近づけるとオートメーションが作動し、鍵の開閉操作を行うことができます。
アプリを立ち上げて開閉操作をするのも面倒!という人におすすめのアイテムです。
SESAME4を選んだ理由
スマートロックを購入する際に、SESAMEかキュリオロックで悩みました。
キュリオロックは国内製のスマートロックです。
キュリオロックはAmazonや楽天市場、一般の家電量販店でも取り扱いをしているため知名度が高いです。
安心して手軽に手に入れることができるのがメリットですが、価格が高めというデメリットもあります。
購入検討時に調べたところ、キュリオロック本体の価格は17,000円でした。
それに対して、SESAME4本体の価格は送料込みで6,000円程度でした。
価格差が大きくて驚きました!
逆にSESAMEのデメリットは、公式サイトでしか購入ができない点です。
Amazonや楽天のセールと組み合わせてお得に買い物をしたいと思っても購入することができません。
また、使い方に関しての説明が少ないように感じます。公式サイトの説明ページも少なめです。
SESAMEとキュリオロックのそれぞれのメリット・デメリットをまとめると、
- SESAME4のメリット
価格が安い!他の製品に比べ1万円近く安い。
スマートロック初心者でも購入しやすい価格設定。 - SESAME4のデメリット
公式サイトでしか販売していない。
Amazonや楽天のセールでお得に購入することができない。 - キュリオロックのメリット
Amazon、楽天市場、家電量販店など色々な店舗で販売されているため購入しやすい。
Amazonや楽天のセールを活用すればお得に購入することが可能!
国内製のスマートロックで安心して使うことができる。 - キュリオロックのデメリット
SESAMEに比べて価格が高い。
今回シトラスはスマートロック初体験ということもあり、お手頃価格で手に入るSESAME4を選びました。
ネットでの評判はどちらも高めだったので、ある程度安心して購入しました。
SESAME4を設置
SESAME4が届いたので設置をしたいと思います。
中に入っているのは、
SESAME4本体、位置調整用のアタッチメント、ネジ4本、ドライバー、予備の接着シール、取扱説明書です。
SESAME3にはNFCタグが付属品として付いていたのですが、SESAME4には付いていません。
必要な人は別売りの物を購入しましょう。
スマートロック本体です。シンプルなデザインなので馴染みやすいです。
表側はサムターンを手動で回す為の「つまみ」があります。
裏側は、サムターンにはめ込む回転軸部分と、扉に貼り付ける接着面があります。
本体上面に電池が2本入っています。
電池は一般的な電池ではなく、特殊なタイプの電池になります。
絶縁シートを抜いて通電させます。
正常に通電していれば、本体表側のランプが青く点滅します。
玄関のサムターンに合わせて高さの確認を行います。
少し高さが足りずに本体の接着面が浮いてしまっています。
高さが足りない場合は、付属のアタッチメントで高さの調整が必要です。
丁度いい高さになるよう調整してアタッチメントをネジで固定します。
※アタッチメントは上下があるので注意してください。反対にするとうまく取り付けができません。
取り付けたアタッチメントに、予備の接着シールを貼ります。
高さの調整ができたのでぴったりと合うようになりました。
扉の貼り付ける部分をアルコールで拭いて綺麗にします。
汚れていると粘着力が低下してしまいます。
取り付け位置を決めて、目印のためにマスキングテープを貼ります。
接着シールで貼り付けます。
30秒くらい押し付けるとしっかりと固定されますよ。
取付完了です!
手動で問題なくサムターンが回ります。
アプリの設定
ここからはアプリの設定をしていきますよ!
まずSESAMEのアプリをダウンロードします。
SESAMEアプリを開くと、「登録デバイスなし」と表示されています。
右上の「+」から「新規デバイス」を選択します。
近くのSESAME端末が表示されるので、自分のSESAMEを選んで端末を登録しましょう。
施錠と解錠の角度の設定に移ります。
サムターンを回してアプリに角度を覚えさせます。
アプリにSESAMEを登録出来たら、SESAMEの状態が表示されるようになります。
ユーザー登録をする場合は、右下の「自分」タブから登録ができます。
登録にはメールアドレスの登録が必要です。
大まかな設定はこれで完了です!
手ぶら解錠やオートロックなどの細かい設定画面には、次の手順で進みます。
①SESAME端末が表示されている画面で、端末の名前の辺りをタップする
②右上の「・・・」のマーク(端末名の右横)をタップする
③設定画面が開くので、各項目を設定していく
これでばっちり使えますね!
使ってみた感想
実際にSESAME4を使ってみた感想です。
- 鍵を取り出さなくていいのが楽(特に手ぶら解錠が便利!)
- iPhoneのショートカットに登録しておくと便利
- Bluetoothの接続までの時間にムラがある
- 手ぶら解錠が作動するまで5~10秒待つことがある
- 相手の帰宅時間が把握できて便利
・鍵を取り出さなくていいのが楽(特に手ぶら解錠が便利!)
スマホの操作で玄関の鍵を開けられるようになったので、外出の際や帰宅時に、いちいち鍵を取り出す手間がなくなりました。
家の鍵はカバンの奥に入れることが多いので、出すのが面倒だったりします。
スマホは常に取り出しやすいポケット等に入れているので、スマホを出すことに煩わしさを感じません。
少しの違いですが、とても快適に感じますよ!
また、「手ぶら解錠」の機能がとても便利です。
「手ぶら解錠」は、外出から戻って玄関に近づくと鍵が自動で解錠してくれる機能です。
買い物帰りで両手にいっぱい荷物を持っているときに、家の鍵をカバンから出そうと四苦八苦した経験がありませんか?
手ぶら解錠機能を使えば、外出から帰ったら鍵が開くので、扉を開けるだけで家に入ることができます。
手ぶら解錠機能は快適すぎて感動しました!
・iPhoneのショートカットに登録しておくと便利
SESAMEの解錠と施錠の操作を、iPhoneのショートカットに登録しておくと便利です。
iPhoneの「ショートカット」アプリから、新規で登録します。
名前は自分が覚えやすい名前にすればOKです。今回は「鍵開けて」「鍵閉めて」にしました。
ショートカットに登録できたら、ウィジェットに「ショートカット」アプリを追加しておきましょう。
ウィジェットに追加することで、アプリを立ち上げなくてもすぐに操作することができるようになります。
待ち受け画面から左にスワイプすれば、いきなりSESAMEの操作ができるので便利ですよ!
Siriを使い慣れている人は音声操作をメインで使うのも良いですね!
・Bluetoothの接続までの時間にムラがある
SESAMEとiPhoneのBluetooth接続にかかる時間にムラがあります。
iPhone端末は、iPhone12miniとiPhone7を使っています。
早いときは1秒前後で接続しますが、遅いときは5~10秒のタイムラグがあります。
普段はあまり気になりませんが、次に説明する「手ぶら解錠」に大きく影響してきます。
・手ぶら解錠が作動するまで5~10秒待つことがある
手ぶら解錠の機能は、GPSとBluetooth接続を使って鍵の自動解錠をする機能です。
スマホのGPSが外出先から戻ってきたことを検知すると、手ぶら解錠がスタンバイします。
手ぶら解錠スタンバイ状態で、スマホとSESAMEがBluetooth接続すると鍵が解錠します。
ここで問題になるのが、先ほど紹介したBluetooth接続のタイムラグなんです。
スムーズにBluetooth接続が完了すれば、扉に近づいている最中に鍵の解錠が作動してくれます。
しかし、Bluetooth接続に時間がかかると、玄関前で鍵が開くのを待たないといけない状況になります。
遅いときは5~10秒、玄関で待ち時間があります…。
この辺りは今後の改善を期待ですね。
手ぶら解錠の成功率が低すぎる場合は、手ぶら解錠設定時の赤い円を広めに設定し直すと改善することがありますよ!
ちなみに、外出時に常時バックグラウンドで起動していなくても、帰宅し始めるタイミングでアプリを立ち上げておけば手ぶら解錠は作動しますよ!
・相手の帰宅時間が把握できて便利
アプリの通知機能をONにしていると、SESAMEの開閉をアプリのポップアップで通知してくれます。
Wi-Fiモジュールを使用していなくても、鍵の開閉時にSESAMEの近くにアプリを登録している人の端末があれば通知が届きます。
つまり、家族が鍵を開閉したら、外出先の自分のスマホに通知が届くということです。
見守りの観点からも安心感が感じられますね!
まとめ
それでは今日の記事のまとめです。
- スマートロック「SESAME4」を使えば、スマホが家の鍵になる!
賃貸物件でも後付けで簡単に設置できる! - オートロックや手ぶら解錠など便利な機能が多数あり!生活が快適に!
iPhoneのショートカットに登録することもできるので、使いこなせばとても便利になる! - 「SESAME4」と「キュリオロック」を比較!それぞれに長所と短所がある!
SESAMEは、値段が安いが公式サイトでしか購入できない。
キュリオロックは、値段は高めだが国内製でAmazon・楽天・家電量販店でも購入できる。 - SESAMEの設置・アプリの設定は簡単にできる!
届いたその日から使い始められる! - SESAMEを設置したことで、玄関で鍵を取り出さなくてよくなったので、とても快適になった!
Bluetooth接続が不安定なところが少し不満な点。
いかがでしたか?
以前から気になっていたスマートロックでしたが、導入すると予想以上に便利でした!
賃貸暮らしでも使えるのが嬉しいね!
スマートロックの購入を検討している人や、スマートロックが気になっている人の参考になれば嬉しいです。皆さんもぜひ自宅をもっと快適にしてくださいね!
この記事が、あなたをやさしく後押しする”そよかぜ”になりますように。
それでは!
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