どうも!
シトラスとローズです。
最近読了した本『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』。
この本を読んで感じたことをお話ししたいと思います。
記事の内容には軽度のネタバレを含みます。
啓発本なのでネタバレと言わないかもしれませんが…
この記事を読むと、
- 自分の人生について考えるきっかけになります
- 時間の使い方について見直すことができます
- 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』を読みたくなります
人生100年時代
私たちが直視しなければいけない問題として、
医療の進歩や健康促進の風潮の影響によって、人類の平均寿命が年々上がっています。
「人生100年時代」という言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
実際に2000年以降に生まれた人たちの予想寿命は100歳を超えるデータが出ています。
つまり私たちにとっても、100歳まで生きることは他人事ではなくなっているということです。
100年時代の課題
人生100年時代に突入しているのに、今までと同じ備えで良いのでしょうか?
この本では、今までの常識は全く通用しなくなると説いています。
20歳前後まで教育を受け、40~45年勤労し、65歳頃に引退し年金生活を送る。
そんな今までの当たり前だった3段階の人生設計が、今後は成立しなくなるといいます。
1つがお金の問題です。
100歳まで生きるということは、
年金生活予定の引退後の期間は、35年もある計算になってしまいます。
勤労機関が45年なのに対して、引退期間が35年もあっては、貯蓄するのも限界がありますよね。
公的年金については皆さんもニュースを見ていて分かる通り、
少子高齢化が進むにつれて財源が立ち行かなくなりつつあります。
制度がなくなることはないでしょうが、
年金の支給時期が遅くなったり支給額が減っていったりする可能性は高くなると考えられます。
100歳まで生きることを考えたとき、お金の問題は必ずついて回ります。
もう1つは知識やスキルの問題です。
技術革新がすごいスピードで進んでいる現代で、
学生時代に学んだ知識を武器に、45年間戦い続けることができるのか、ということですね。
今までの40年間を振り返れば想像できますが、
紙で仕事をしていたのが、PC作業に変わり、最近ではリモートワークも普及し始めています。
今後もどんどん技術や働き方が進歩していくことは間違いないでしょう。
学生時代のまとまった学習期間だけでは時代の進歩についていけなくなることが予想されます。
100年時代への準備
まず私たちは100歳まで生きることを覚悟しなければなりません。
そして、100歳まで生きる前提で人生の計画を立てることが必要です。
その100年ライフの準備について少し紹介します。
引退期間の生活水準を考え、それに向けていくら貯蓄が必要かを考える。
自分は引退後は月いくらくらいのお金が必要になるのかをイメージすることで、
貯めておかないといけない金額が見えてきます。
いくら必要かが分かっていないと、しっかりとした人生設計が立てづらくなります。
何歳までなら働いてもいいかを考える。
長く働くことを覚悟すると言い換えてもいいかもしれません。
今までのように65歳で隠居生活を送ることは難しいため、
長く働き続けることを前提にして、そのための準備をする必要があります。
教育→勤労→引退の今までの人生設計の固定概念を捨てる。
これは非常に重要なことで、終身雇用型が終わりを迎えているという認識を持ちましょう。
入社したら最後まで働くような時代ではなく、
人生の途中に何度も移行を繰り返しながらスキルや知識を高め、
キャリアを形成していくことになるでしょう。
自分の人生を通して軸になるもの=アイデンティティについて考える。
未来の自分と今の自分がうまく結びついていない人も多いと思います。
未来に後悔をしないように生きるためには、
人生の軸になる考え方を持くことが重要です。
ここまでに紹介したのは本の中のごく一部で、
内容も浅く説明しています。
本ではもっと詳しく、具体的な内容で説明や提案がされています。
そう言われると本がきになっちゃうね。
この本を読んで感じたこと
シトラスがこの本から感じたのは、
柔軟に変化に対応すること、
自分の知識やスキルへの投資を行うこと、
の重要性です。
この先も長い人生の中で、変化のタイミングは何度も訪れると思います。
そこで前例ばかりに捕らわれていると、
選択肢を狭めるばかりか、時代の変化に対応しきれなくなってしまいます。
だからこそ、変化に対して柔軟な姿勢を持ち、
未経験の分野でも挑戦することを恐れないことが100年ライフに必要だと思います。
このブログ運営も、
自分の中での新しい挑戦の1つです!
時代や技術が日々変化しているので、
そこで活躍するためには、自分の知識やスキルへの投資は必要不可欠だと感じました。
今年になってから、シトラスも啓発本を読むようになり、
自分の知識を広げることが大切だと感じていました。
どんな環境でも通用するくらい知識やスキルを高めることで、
労働市場に自分を売り込むことができます。
また、その知識やスキルを使って、自分で仕事を生み出すこともできるかもしれません。
自分の時間の一部を自己投資に使うことは、今後重要になると思いますよ。
会社から欲しいと言われるような人材を目指したいですね!
まとめ
それでは今日の記事のまとめです。
- 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』を読めば、100年ライフの計画を考えるきっかけになる
100歳まで生きる前提で今から準備を始めよう! - 準備なしで100年ライフに突入すれば、通用しないかもしれない
お金の問題や、知識やスキルの問題がある - 今から人生設計を考え準備をすることで、100年ライフを有益なものにできる
今までの前例を捨て、柔軟な生き方の選択が必要 - 知識やスキルを高めるために自分へ投資することが今後重要になる
どんな環境でも通用する人材になることで選択肢が広がる
いかがでしたか?
長い人生を生きる上で、一度この本を読んで自分の人生設計と向き合ってほしいと思います。
人生の最後に後悔することのないように生きていきたいですね!
この記事で紹介したのは本当にごく一部なので、
実際に本を読んで理解を深めていただけると嬉しいです。
この記事が、あなたをやさしく後押しする”そよかぜ”になりますように。
それでは!
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