AirTagはリアルタイム追跡できない?仕組みとGPSとの違い|万博で使って分かったこと

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雑記

どうも!“しとらず”と“ろーず”です。
先日、関西万博に家族で行ってきたときに、小さい子どもの迷子対策としてAirTagを初めて使ってみました。
万博の会場って本当に人が多いので、ちょっと目を離したすきに迷子にならないか心配で、
カバンの奥にAirTagをつけてお守り代わりにしたんです。

実際に使ってみた感想は、
スマホで位置情報が確認できる状態になっていたので、安心して過ごせました。
👉 万博にAirTagを持っていった体験談はこちらの記事でまとめているので良かったらどうぞ!

しとらす
しとらす

今回は後日談で、勘違いしていたAirTagの仕様について紹介。

実はリアルタイム追跡じゃなかった!

✅ 【意外と知らないAirTagの仕組み】

Apple公式が販売している位置情報確認アクセサリのAirTag。
AirTagはリアルタイムで位置情報を確認・追跡できると思っている人、多いんじゃないでしょうか?
実は私もそう思い込んでました。

でもある日、ふと位置情報を見たときに現在地とずれていることがあったんです。
気になって仕組みを調べてみると、実はAirTagは“GPS”ではないことを知りました。

どういうことかというと…
AirTagはGPS信号を発信しているのではありません。
短い距離のBluetooth信号を発信していて、AirTagの近くにある不特定多数のiPhoneやAppleの端末がそのBluetooth信号を匿名受信することで、オンライン上にAirTagの位置情報が反映される仕組みになっています。

なので、周りに人(Apple端末)がいないと、実際にAirTagが移動していたとしても位置が止まったままになってしまいます。
車にAirTagを置いておいても、車の近くに誰も通らなければ、AirTagの位置情報が更新されることはありません。

要するに、自分のスマホだけで探せるわけではなく、周りの人のApple端末同士が助け合って場所を特定していたんです。
※Bluetooth信号は暗号化・匿名化されているので、他のユーザーに情報漏洩する危険性はないそうです。

ちなみにお守り携帯等のGPSの場合は、常にGPS信号を発信しているのでリアルタイムでの位置情報を正確に確認することが可能です。

✅ 【AirTagが役立つ場面と本来の使い方】

ただ、AirTagがGPSではない=AirTagが使えないという訳ではなく、人が多く集まる場所ではAirTagの仕組みがしっかり活きます。

例えば、
万博などの大型イベント
USJやテーマパーク
花火大会やお祭り
駅や空港の人混み
こういった場所では周りにiPhoneを持つ人が多いので、
位置がこまめに更新されて「どの辺にいるか」の目安になります。

近くに行けば、スマホでAirTagを探知して音を鳴らすこともできる ので、最後のひと探しでも役立ちます。
また、AirTagは迷子のお守りだけでなく、
鍵や財布、バッグなど「なくすと困る物」につけておくのが本来の役割 です。
家の中や外出先で「あれ、どこに置いたっけ?」となったときも
スマホから音を鳴らして探せるので、普段使いでも便利です。

✅ 【GPSとの比較と使い分け】

本格的なGPS端末はリアルタイムで追跡できる安心感がありますが、
初期費用に加えて毎月500円〜1,000円ほどの通信費がかかるのが一般的です。
AirTagは一度買えば追加費用なし、電池交換も自分でできて約1年は持つので、
ランニングコストを気にせず使えるのもメリットです。

どちらが良いかはライフスタイル次第 だと思います。
人混みや近場での“お守り” → AirTag
離れた場所や日常の行き来をリアルタイムで追いたい → GPS端末

私はGPS端末は使っていませんが気になる方の参考になるようにAirTagと比較候補をもしもリンクで紹介しておきます。
良かったらのぞいてみてください🌿

この記事が、あなたをやさしく後押しする“そよかぜ”になりますように。それでは!

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