3歳と泊まる海沿いの温泉宿「和歌の浦温泉 萬波」宿泊記|和歌山市内で立地よし・子連れでも快適な1泊レビュー

当ブログには広告を掲載しています。

和歌山市内の海沿いにあるホテル萬波を3歳連れで宿泊した体験をまとめた記事のアイキャッチ画像。 旅行・おでかけ

どうも!“しとらす”と“ろーず”です。
夫婦と3歳の娘の家族3人で、11月に和歌山~京都の2都市ルートで1泊2日旅行をしてきました。
今回選んだ宿は、和歌山市内の海沿いにある「和歌の浦温泉 萬波(MANPA RESORT)」。
以前アドベンチャーワールドへ行ったとき(前回の旅行体験記はこちら)に気になっていた宿で、今回は翌日京都へ移動しやすい市内寄りの立地ということで、ここに決めました。

1日目の観光編はこちら
▶️3歳と行く和歌山観光|黒潮市場・ポルトヨーロッパ・和歌山城をめぐる1日コース

【アクセス】関西から行きやすい海沿いの立地

和歌山市エリアのため白浜に比べて、大阪方面からの移動時間が1時間くらい短く済みました。
海沿いの落ち着いたエリアにあり、和歌山城からは車で20分ほど。市内観光と組み合わせやすい便利な立地です。
和歌山市から近い立地ですが、周辺にはお店等はないため、観光や買い物を済ませてからチェックインするのがおすすめです。

ホテル萬波の外観とエントランス。植栽とライトアップされた看板が配置されている。

【今回のお部屋】リニューアル感のある和室

今回泊まったのは落ち着いた雰囲気の和室で、畳の部屋はゆったりしていて子連れでも使いやすい造りでした。
窓際の広縁はデスクスペースになっていて、メイクやデスク作業に使えて便利でした。
個人的には鏡とライトがデスクにあればさらに使いやすかったなと感じました。

お部屋の浴室はシャワーブースのみで、カーブした壁が特徴のシンプルな造り。
しっかりとした大浴場が完備しているので、部屋で済ませたい人向けの必要十分な設備のように感じました。

カーブした白い壁が特徴のホテル萬波のシャワールーム。


窓からは夜の街の光と海が見え、静かに過ごせるお部屋でした。

【チェックインのエピソード】スタッフさんの丁寧さが光った

観光中に娘が転んでしまい、防水タイプの絆創膏を買いたかったのですが土地勘がなく、そのまま宿へ。
チェックイン時に相談すると、館内の絆創膏を探してくれたうえで、近くのドラッグストアまでの道順も丁寧に教えてくれました。
買い物から戻ると、娘がフロントで「ただいま〜!」を連発し、そのたびにスタッフさんが笑顔で「おかえり〜!」と返してくれ、とても温かい雰囲気に包まれました。
荷物もお部屋に入れてくださっていて、細やかな気遣いにほっとしました。

【アメニティ】セルフピックで必要な分だけ

アメニティはフロント横で必要なものを取るスタイル。
子ども用歯ブラシや、大人用のヘアゴム・くしなどが揃っています。
(お部屋と家族風呂にはシャンプー類は備え付けであります)

飲料水もセルフで取れるように用意されていました。ウォータータンクの水を、専用のペットボトルで部屋に持ち帰れました。
部屋の水道も飲めるとの記載があり、安心でした。

【夕食】半個室でゆっくり。娘の“船プレート”に大喜び

夕食は半個室スタイルの食事会場で、周りを気にせずゆっくり食べられました。
娘の夕食はなんと、船の器に乗って登場!名前入りの旗も用意してくれていました。見た瞬間に親子そろって大興奮。
おにぎり、ハンバーグ、エビフライ、ポテトなど、子どもが好きなメニューがセットになっていて、楽しい夕食の時間になりました。

子ども用夕食の船盛りプレート。おにぎり、ハンバーグ、エビフライなどが盛り付けられている。

大人用の夕食は、前菜・お刺身・鯛しゃぶ・薪焼きのお肉など、和洋折衷が楽しめる内容でした。

夕食の肉料理。赤身ステーキと付け合わせの野菜が盛り付けられている。

お酒とも合っておいしかったです。

デザートは栗のプリンと抹茶わらび餅で、旅館の食事としてはほどよいボリュームでした。

【家族風呂】洗い場が二つある広めの浴室

家族風呂は2つタイプがあり、純和風家族風呂と、LED照明の洋風家族風呂から選べます。
洋風は洗い場に椅子がないと説明されたため、和風の家族風呂にすることに。予約制なのでチェックイン時に予約してもらいました。

和風の家族風呂は洗い場が2つあり、広さにゆとりがありました。
ただ、シャワーが一定時間で止まるタイプだったため、娘を洗うときに少し不便に感じる場面もありました。
浴槽は広く、ゆっくり浸かって温まれました。

【館内の雰囲気】無人ラウンジとフォトスポット

館内店舗は無人スタイルが多く、玄関・ラウンジ・バーもセルフ形式。
ラウンジにはコーヒーやココアが置かれていて、朝は光が入って明るい雰囲気でした。
窓側にマッサージチェアもありました。

ホテル萬波のラウンジスペース。ソファ席とドリンクカウンターが並び、コーヒーやココアがセルフサービスで利用できる。

館内にフォトスポットや、ダーツ・ビリヤード等で遊べる遊技場も用意されていました。
フォトスポットは、和傘が並ぶ畳スペースや、オブジェ、文字アートの前など、コンパクトなフォトスポットが数か所あり、娘も楽しそうに写真を撮っていました。

館内フォトスポットの和傘と畳スペース。背景には椿柄の障子が並んでいる。

【朝食】和定食+一部バイキング

翌朝の朝食は、しらすがメインの朝食でした。できたての釜揚げしらすを持ってきてくれました。

大人の朝食は和定食が基本で、焼き魚を卓上コンロで温めて食べられるスタイル。
しらす以外にも、ごはんにのせられる小鉢がいくつかあり、見た目はシンプルですがしっかり満足できました。

子どもの朝食は、しらすや小鉢、卵料理が並ぶミニ和定食。
しらすが大好きな娘も、ごはんにたっぷりのせてよく食べていました。

さらに、一部バイキングコーナーでジュース・卵・納豆・のりなどを自由に追加できます。
自分の食べたい量を調整できて、朝は軽め派の人でも食べすぎずに済むのがよかったです。
洋食やパンなどの選択肢はないので、和食が苦手な人は少し物足りないかもしれません。

【朝食後〜出発】テラスで海を眺めながらコーヒー

朝食後はラウンジでコーヒーをもらい、屋外テラスの椅子やスイングチェアでのんびりしました。
青空の下で海がよく見えて、朝のリフレッシュにぴったりでした。
チェックアウト前には昨日撮れなかったフォトスポットにも行って最後の記念撮影もできました。

チェックアウトはアプリ対応もあるようですが、今回はフロントで手続き。
平日だったこともあり、とてもスムーズでした。
9時半ごろに宿を出発し、京都の駐車場には12時前に到着しました。

【まとめ】干渉しすぎない心地よさ。わが家は大満足

和歌山市内の観光スポットからアクセスが良く、翌日に京都へ移動する今回のルートとも相性がよかったです。
スタッフさんの距離感がちょうどよく、海沿いの静かな環境で、自分たちのペースで過ごせる宿でした。
娘の「ただいま〜!」に「おかえり〜!」と返してくれるスタッフさんとの会話も含めて、また思い出に残る1泊になりました。

次の記事では2日目の京都鉄道博物館の体験記をお届けします。
この記事が、あなたをやさしく後押しする”そよかぜ”になりますように。それでは!

関連記事
子連れ旅行におすすめ|子どもと実際に泊まりに行ったホテル・旅館の紹介まとめ【1歳〜2歳体験談|関西中心】

タイトルとURLをコピーしました