どうも!“しとらす”と“ろーず”です。
2025年12月1日から、今までの青色の健康保険証が廃止され、マイナンバーカードまたは健康保険資格確認書(黄色の健康保険証)の利用に切り替わりました。(2026年3月末までは暫定措置として青色健康保険証を利用できるそうです)
これまでの「保険証を出す」という流れが、今後は マイナンバーカードで受付 → 顔認証 or 暗証番号 という形に変わっています。
制度としては便利になるはずなのですが、
まわりで「これは知っといたほうがいいな…」と思う出来事がありました。
【子どもの顔認証が全然通らない問題】
ある日、友だちが子どもを病院へ連れていったときのこと。
受付で顔認証をしたら、子どもの顔が全然一致しない。
その理由は、2024年12月2日より前に申請した子どもたちは、赤ちゃんの頃の“顔写真つきカード”を持っているからです。
赤ちゃんの写真と今の顔が一致しないのは当然。
そのため、認証が通らないケースがよく起きます。
一方で、2024年12月2日以降に申請された乳児(1歳未満)のマイナンバーカードは“写真なし”で発行される仕組みに変わりました。
この場合はそもそも顔認証を使わず、最初から暗証番号入力で本人確認する流れになっています。
【写真なしカードはいつ更新?】
写真なしで発行された乳児のカードは、成長に合わせて自動更新されるわけではありません。
未成年の更新タイミングは、発行から「5回目の誕生日」前後。
そのため乳児期のカードは、基本的に5歳ごろまで同じものを使います。
途中で「写真つきに切り替えたい」と思えば、再発行で変更することも可能です。
【1歳・2歳で作ったカードでも顔が大きく変わる】
そしてこれは赤ちゃんだけではありません。
保険証と一体化するからと、1歳・2歳で写真を撮って作ったカードでも、半年〜1年で顔が大きく変わることがあります。
「赤ちゃんじゃないから大丈夫」というわけでもなく、
幼児のカードも顔認証がうまくいかないケースがあります。
【認証NG→暗証番号を聞かれる】
友だちの子も認証が通らず、受付で言われたのが
「暗証番号お願いします」
……いや、覚えてないよね!?
数年前の番号をその場で思い出せる親は、ほとんどいません。
ただ、友だちは必死に記憶を辿ってなんとか入力できて解決したそう。
2026年3月末までは経過措置として、従来の健康保険証もまだ使えます。
認証に通らなくても受診はできるので、そこは安心ポイントです。
「一体化って言うてるのに、まだ保険証いるんかい…!」という
ちょっとした矛盾みたいな状況ではありますが、
しばらくはこの“二刀流時代”が続きそうです。
【慣れるまでは“自分だけがわかる形”でメモがおすすめ】
制度は便利になる方向ですが、実際の子育て家庭では、
・子どもの顔はすぐ変わる
・赤ちゃんの頃の写真つきカードは認証が通りにくい
・2024年12月2日以降の乳児は写真なしで、最初から暗証番号入力
・兄弟でカードの仕様が違う場合もある
・そして暗証番号は数年たつと忘れやすい
こうした“家庭のリアル”があるため、
どのタイプのカードでも、結局は暗証番号を把握しておく必要があります。
本来は紙に残すのはよくないけれど、
慣れるまでは「自分だけがわかる形」でメモしておくほうが安心です。
保険証は急な発熱やケガなど、本当に“いつどこで使うかわからないもの”。
親があわてずに対応できるよう、準備だけはしておいて損はありません。
この記事が、あなたをやさしく後押しする”そよかぜ”になりますように。それでは!
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